独自まとめ・志望校選び

【2027年度】あなたはどのタイプ?埼玉県公立高校「配点相性診断」——内申型・当日型・面接型・実技型

更新日:|出典:埼玉県教育委員会「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜実施内容(確定版)」を当サイトが整理

「偏差値が同じなら、どの学校も同じくらい合格しにくい」——2027年度入試では、この前提が崩れます。学校ごとに配点が大きく異なるため、同じ偏差値帯でも「自分にとって受かりやすい学校」と「受かりにくい学校」があるのです。調査書の比重は17%〜52%、面接は30点〜360点。この差を味方にする考え方を整理しました。

2027年度の配点は、これだけ幅があります
  • 調査書の比重:17%(熊谷女子・特色)〜 52%(坂戸西・特色)
  • 面接の配点:30点 〜 360点(浦和東・特色)
  • 傾斜配点:なし 〜 国数英各200点(川越女子)
  • 実技検査:なし 〜 905点(大宮東・体育科 第2次)

まず自分のタイプを知る

次の5つのうち、自分に最も当てはまるものを選んでください。複数当てはまる場合は、より強い方を優先します。

タイプA:内申型

□ 定期テストは安定して取れる □ 提出物・授業態度は問題ない □ 通知表はオール4前後以上 □ 模試より内申の方が自信がある

探すべき学校:調査書の配点が大きい学校

学校学検:調査書比重
坂戸西(特色)500:600約52%
鴻巣/深谷商業500:540約49%
川口東/羽生実業500:500約48%
大宮武蔵野/桶川西/進修館500:450約46%
与野(第1次)500:400約42%
川越(第2次)650:433約39%

→ 調査書の配点が大きい学校ランキング

タイプB:当日型

□ 模試の偏差値の方が内申より高い □ 本番に強い □ 中1・中2の内申が振るわなかった □ 提出物より試験で結果を出すタイプ

探すべき学校:調査書の配点が小さい学校

学校学検:調査書比重
熊谷女子(特色)650:135約17%
川口市立・スポーツ科学500:18018%
浦和第一女子500:135約20%
浦和600:180約22%
所沢(第1次)700:200約22%
上尾/大宮科学技術500〜600:180約22〜24%
浦和西500:200約27%

タイプC:特定教科型

□ 数学・英語が突出している □ 理科が得意 □ 国語が得意 □ 教科ごとの偏差値に10以上の差がある

探すべき学校:得意教科が傾斜配点される学校

得意教科学校・学科傾斜
数学・英語川越南/所沢(1次)/浦和一女(2次)各200点
数学・英語浦和各150点
国語・数学・英語川越女子各200点
国語・数学・英語熊谷女子(特色)/川越(2次)各150点
数学・理科大宮理数/所沢北理数/熊谷西理数/川口市立理数/松山理数各200点
数学・理科大宮科学技術各150点
英語和光国際国際科/春日部女子/越谷南/坂戸/南稜/大宮光陵外国語200点
国語・社会・英語春日部東人文科各200点

→ 傾斜配点のある学校まとめ

タイプD:面接型

□ 部活動を3年間続けた □ 生徒会・委員会・行事で中心的な役割を担った □ 校外活動や資格で実績がある □ 人前で自分の考えを話せる

探すべき学校:面接の配点が大きい学校

学校第1次第2次
浦和東(特色)360点—(共通60点)
鷲宮240点300点
市立川越・国際経済200点300点
春日部東・人文180点325点
春日部東・普通110点275点
久喜北陽120点300点
三郷北60点300点
上尾・商業60点240点
市立浦和南(特色)100点—
北本180点—(共通60点)

→ 面接の配点が大きい学校/第2次で面接が跳ね上がる学校

タイプE:実技型

□ 競技で県大会以上の実績がある □ 音楽・美術・書道を継続して学んでいる □ 実技を評価してほしい

探すべき学校:特色検査(実技)を実施する学科

分野学校・学科実技(1次→2次)
体育大宮東・体育科430 → 905点
体育ふじみ野・スポーツサイエンス450 → 720点
体育川口市立・スポーツ科学290 → 340点
体育・芸術伊奈学園総合200 → 400点
音楽松伏・音楽科630 → 450点
音楽大宮光陵・音楽科500 → 600点
書道大宮光陵・書道科400 → 500点
美術大宮光陵・美術科/越生翔桜300 → 600点
芸術全般芸術総合(4学科)100〜300 → 200〜500点

→ 特色検査(実技)実施校まとめ

タイプは組み合わせで考える

多くの受検生は複数のタイプにまたがります。組み合わせで考えると、より精度が上がります。

組み合わせ向く学校の例
内申型 × 面接型鷲宮(調査書360・面接240)、久喜北陽(300・120→300)、市立川越国際経済(300・200→300)
内申型 × 中3で伸びた坂戸西(600点・1:1:3)、大宮武蔵野(450点・1:1:3)、桶川西(450点・1:1:3)
当日型 × 数英型所沢第1次(学検700・調査書200)、浦和(600・180)
当日型 × 3教科型熊谷女子特色(学検650・調査書135)
実技型 × 内申もある大宮光陵の音楽科・書道科(実技500・調査書450)
面接型 × 部活実績浦和東(面接360・APが「部活3年間」を明示)

診断結果をどう使うか

  1. まず志望校を「行きたいか」で絞る——配点は後から考える材料です。通学時間、校風、進路実績、部活動が第一
  2. 候補が複数あるとき、配点で優先順位をつける——同じくらい行きたい2校なら、自分のタイプに合う方を第一志望に
  3. 9月以降の時間配分を決める——内申型なら定期テスト優先、当日型なら過去問優先、面接型なら経験の言語化を並行
  4. 北辰の判定と組み合わせる——判定がC・Dなら第2次で戦う想定を持ち、第2次の配点も確認する
最後に大事なこと:配点は「相性」を教えてくれますが、合格を保証するものではありません。どのタイプでも、学力検査500点は全員が受けます。土台は5教科の学力です。その上で、自分の強みが最も報われる場所を選ぶ——それがこの記事の使い方です。

また、配点は年度によって変わる可能性があります。必ず県教委の最新資料でご確認ください。→ 公立高校の選抜方式一覧

関連する横断ガイド

よくある質問

偏差値が同じでも合格しやすさは違いますか?

違います。配点が学校ごとに大きく異なるためです。

内申が高い場合は?

調査書の配点が大きい学校(坂戸西・鴻巣・深谷商業など)が向きます。

内申が低い場合は?

配点が小さい学校を選ぶか、中3重視の学年比率の学校で挽回するかです。

複数のタイプに当てはまります

組み合わせで考えてください。記事内に代表的な組み合わせを掲載しています。

本ページは埼玉県教育委員会公表の「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜実施内容(確定版)」をもとに、当サイトが整理した非公式のまとめです。「診断」は配点の相性を考えるための目安であり、合否を予測するものではありません。転記・計算の誤りがある可能性があり、また全校を網羅するものではありません。志望校の決定にあたっては必ず県教委の原本、各校の説明会、および中学校の進路指導をご活用ください。「北辰テスト」は北辰図書株式会社の商標です。当サイトは北辰図書株式会社および埼玉県教育委員会とは関係のない学習支援サイトです。