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【2027年度】調査書の配点が大きい埼玉県公立高校ランキング——鴻巣540点・深谷商業540点・坂戸西600点

更新日:|出典:埼玉県教育委員会「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜実施内容(確定版)」の概要一覧を当サイトが整理

「内申が高い」ことは、どの学校でも同じように有利に働くわけではありません。2027年度入試では、学力検査500点に対して調査書が135点の学校から600点の学校まで、実に4倍以上の開きがあります。内申を武器にできる学校はどこか、県教委の確定資料から整理しました。

この記事でわかること
  • 調査書の配点が大きい学校の一覧(学力検査を上回る学校も)
  • 調査書の配点が小さい学校(当日勝負型)
  • 「配点」と「学年比率」の違い
  • 内申が高い/低い受検生それぞれの志望校選び

調査書の配点が大きい学校(第1次選抜)

学力検査は基本500点です。それに対して調査書が何点かを比較しました。

順位学校・学科学検調査書学検比学年比率
1坂戸西・普通科(特色)500600点1.20倍1:1:3
2鴻巣・普通科/商業科500540点1.08倍1:1:2
2深谷商業・商業/会計/情報処理500540点1.08倍1:1:2
4川口東・普通科500500点1.00倍1:2:3
4羽生実業・4学科500500点1.00倍1:2:3
6大宮武蔵野・普通科500450点0.90倍1:1:3
6桶川西・普通科500450点0.90倍1:1:3
6進修館・4学科500450点0.90倍1:1:3
6大宮光陵・音楽科/書道科500450点0.90倍1:1:3
10川口市立・理数科700430点0.61倍1:1:2
11大宮・理数科700420点0.60倍1:1:2
12与野・普通科500400点0.80倍1:1:3
12川越南・普通科700400点0.57倍1:1:3
12所沢北・理数科700400点0.57倍1:1:3
12熊谷西・理数科700400点0.57倍1:1:2
12松山・理数科700400点0.57倍1:1:2
12三郷工業技術・5学科500400点0.80倍1:1:3
12松伏・音楽科500400点0.80倍1:1:3
12岩槻・国際教養科650400点0.62倍1:1:2
12大宮光陵・外国語コース600400点0.67倍1:1:3

出典:県教委確定版の概要一覧を当サイトが抽出 ◎。「学検比」は調査書÷学力検査の値です。共通選抜のみの学校は本表に十分に含まれていません。全校網羅ではありません。

坂戸西の600点は県内随一。特色選抜(募集の30%)で学力検査500点に対し調査書600点——内申が学力検査を上回る唯一に近い配点です。合計1160点中の約52%が調査書。ただし共通選抜(70%)では調査書400点(930点中約43%)に下がります。それでも高水準です。

鴻巣・深谷商業の540点も学力検査を上回ります。この3校は「内申が高い受検生が最も報われる公立高校」と言えます。

逆に、調査書の配点が小さい学校(当日勝負型)

学校・学科学検調査書合計に占める割合
熊谷女子・普通科(特色)650135点約17%
浦和第一女子・普通科500135点約20%
川口市立・スポーツ科学コース500180点18%
浦和・普通科600180点約22%
上尾・普通科/商業科500180点約24%
大宮科学技術・工学系5学科600180点約22%
浦和西・普通科500200点約27%
所沢・普通科(第1次)700200点約22%
市立浦和南・普通科(特色)500200点25%
越谷南・普通科500210点約27%
川越・普通科(第1次)500214点約29%
深谷・普通科500225点約27%
深谷第一・普通科500225点約30%
ふじみ野・スポーツサイエンス科500225点約18%
春日部東・普通科500225点約27%

出典:同上 ◎

「配点」と「学年比率」は別の指標

混同されやすいので整理します。この2つを掛け合わせて考えるのが正確です。

指標意味影響
調査書の配点合否全体に占める内申の大きさ内申が有利/不利に働く規模
学年比率内申の中で各学年が占める割合中3の頑張りが効く度合い
4象限で考える:
①配点大 × 中3重視(坂戸西 600点/1:1:3、大宮武蔵野 450点/1:1:3、桶川西 450点/1:1:3)
→ 今から内申を上げる価値が最も大きいグループ

②配点大 × 中1から効く(川口東 500点/1:2:3、羽生実業 500点/1:2:3、鴻巣 540点/1:1:2)
→ すでに内申が高い受検生に有利。今から大きく動かすのは難しい

③配点小 × 中3重視(熊谷 300点/2:2:5)
→ 内申の影響は中程度だが、中3で挽回できる

④配点小 × 中1から効く(浦和一女 135点/1:1:2、浦和 180点/1:1:2)
→ 内申をほぼ気にせず当日勝負できる

→ 調査書の学年比率まとめ

タイプ別・志望校の考え方

内申が高い受検生(オール4以上)

調査書の配点が大きい学校を志望校リストに入れる価値があります。坂戸西・鴻巣・深谷商業・川口東・羽生実業・大宮武蔵野・桶川西・進修館などは、内申の高さが直接得点差になります。同じ偏差値帯でも、内申型の学校を選ぶことで合格可能性が上がります。

内申が低い受検生(オール3前後、または中1・中2が振るわない)

2つの戦略があります。

  1. 調査書の配点が小さい学校を選ぶ——熊谷女子の特色選抜(17%)、浦和第一女子(20%)、浦和(22%)、所沢の第1次(22%)など
  2. 中3重視の学年比率の学校を選び、今から挽回する——熊谷(2:2:5)、春日部(1:2:4)、1:1:3の学校群

実技系・専門学科志望の受検生

大宮光陵の音楽科・書道科は調査書450点、大宮東の体育科は345点、芸術総合は315点と、実技系でも内申は軽くありません。「実技で入る」学科でも内申は必要です。→ 特色検査(実技)実施校まとめ

関連する横断ガイド

よくある質問

調査書の配点が最大の学校は?

当サイトが確認した範囲では坂戸西の特色選抜(600点)です。

内申が低いと不利な学校は?

調査書の配点が大きい学校です。逆に熊谷女子の特色選抜や浦和第一女子は当日重視です。

調査書はどう計算されますか?

9教科の評定を学年比率で換算した基本点をもとに、各校の配点に換算されます。

実技系学科は内申が軽いですか?

いいえ。大宮光陵の音楽科は450点、大宮東の体育科は345点と相応の配点です。

本ページは埼玉県教育委員会公表の「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜実施内容(確定版)」の概要一覧をもとに、当サイトが抽出・算出した非公式のまとめです。共通選抜のみを実施する学校は十分に反映されておらず、全校を網羅するものではありません。転記・計算の誤りがある可能性があるため、出願判断の際は必ず県教委の学校別PDFおよび各校の説明会でご確認ください。「北辰テスト」は北辰図書株式会社の商標です。当サイトは北辰図書株式会社および埼玉県教育委員会とは関係のない学習支援サイトです。