- ✅ 形式は完全固定。No.1〜3=絵・表の選択(各2点)、No.4〜5=場面に合うセリフ選び(各2点)、No.6=スピーチ+3問、No.7=長い対話+3問(各3点)。
- ✅ 誤答は「放送に出てきた別の語」で作られる。単語拾いで解くと確実にワナを踏む。but のあと・誰が・数字の役割、の3点を握る。
- ✅ 放送前の10秒で選択肢を先読みすれば、質問される内容はほぼ予測できる。これが一番点になる技術。
毎回同じ「7つの型」を知る
2023年度からの18回分すべてで、この構成のまま一度も変わっていません。 マーク式になって変わったのはNo.7の答え方(記述→マーク)だけです。
| 位置 | 型 | 配点 |
|---|---|---|
| No.1 | 短い対話 → 絵を選ぶ(買った物・した事・場所) | 2点 |
| No.2 | 短い対話 → 絵を選ぶ(予定・時刻・天気。少し推理が入る) | 2点 |
| No.3 | 短い対話 → 表・地図・写真と照合(一番「印刷物」が大事な問題) | 2点 |
| No.4 | 場面の説明 → その場にふさわしいセリフを選ぶ | 2点 |
| No.5 | 同じ型・別の場面(定型表現の知識勝負) | 2点 |
| No.6 | スピーチ・案内(ALTか生徒)→ 質問3つ | 3点×3 |
| No.7 | 長めの対話 → 印刷された「まとめの英文」の空所3つ | 3点×3 |
No.1〜5で10点、No.6〜7で18点。後半の6問(18点)が勝負——ここは長い英文だが、質問のパターンが決まっているので対策が効く。
出るテーマは、ほぼこの中から
18回分・126場面を分類すると、テーマは驚くほど偏っています。 初めて聞く話でも「知っている場面」なら、聞き取れる量がまるで違う——だから場面のストックを作っておく価値があります。
- ・「緊張・挫折 → 励まし/将来の夢」のモチーフが毎回どこかに入る(例年 "You can do it!" や「〜になりたい」が放送に登場)
- ・季節ネタ(お月見イベント・秋のハイキング×天気)が入りやすい
- ・形式は他の回と完全に同じ。9月だから難しくなる、はない
No.4・No.5は「決まり文句」の暗記で取れる4点
「その場にふさわしいセリフ」の正解は、いつも会話の定型表現です。過去18回の正解はこの表のどれかに帰着します。声に出して覚えると、放送で流れた瞬間に反応できます。
| 場面 | 決まり文句 | 過去の出題 |
|---|---|---|
| 励まし | You can do it! / Don’t worry. | 4回 |
| 勧め・勧誘 | How about ~? / Why don’t we ~? | 4回 |
| 依頼 | Can I ~? / May I ~? | 3回 |
| 提案 | Let’s ~ / We should ~ | 3回 |
| 延期・代案 | another day / some other ~ | 3回 |
| 丁寧な断り・別れ | I’m sorry, but ~ / I have to go. | 2回 |
| 感謝・お礼 | Thank you for ~. / Thanks! | 2回 |
| 呼びかけ | Excuse me! | 2回 |
| 店で | How much is this? / too expensive | 2回 |
| 申し出 | Do you need any help? / I’ll ~. | 2回 |
| 同意・感嘆 | Me, too. / How beautiful! | 2回 |
| 激励・見舞い | Good luck! / Get better soon. | 2回 |
誤答選択肢は「放送に出てきた別の語」でできている
ここが北辰リスニングの核心です。聞こえた単語と同じ語が入った選択肢ほど怪しい。 5W1H(いつ・どこ・誰・何・なぜ・どうやって)のどれか1つを聞き間違えた人が選ぶ選択肢が、意図的に用意されています。 過去18回のひっかけは、次の7パターンに整理できます。
① but のあとが正解(予定変更)
「〜するつもりだった、でも…」の前半が誤答の絵になる。実際の出題:"I was going to play tennis with my father in the morning, but it's going to rain tomorrow."— テニスの絵はワナ。was going to と but が聞こえたら、そこからが本番。
② 誰がしたかの入れ替え(主役すり替え)
実際の出題:"My brother did, but I went to the movie theater." — 浜辺に行ったのは兄。 行動だけ聞いて人を聞き逃すと、確実にこの選択肢を選ばされます。
③ 数字・時刻のずらし
放送内に数字が2つ流れ、質問と違う方が誤答に置かれる。実際の出題:"Let's meet at the station at 5 o'clock. We'll take the train at 5:10."(5:10がワナ)、"It starts at ten, but you should come here fifteen minutes before."(正解は9:45——引き算まで要求)。数字はメモを取り、「何の数字か」をセットで書く。
- ④ 二重条件で絞る — 「今日は土曜→土曜ダイヤ」×「イベントは11:20開始→間に合う便」のように、条件2つの掛け算で初めて1つに絞れる。1条件だけ満たす選択肢が誤答。
- ⑤ next to の連鎖 — "The boy next to him is Tadashi. And his brother, Yoshito, is next to him." のように「〜のとなり」を2段たどらせる。1段目で止まると誤答。
- ⑥ 常識の裏切り — 月の模様は「うさぎ」と思い込んでいると、"In Australia, they say a man is smiling." で落ちる。日本の常識どおりの選択肢ほど疑う。
- ⑦ 用途・時間帯のすり替え — "I'm going to make spaghetti for dinner tonight, so rice balls are better." — スパゲッティは夕食用で、昼食の答えはおにぎり。「いつの・何のための」を添えて聞く。
放送前の10秒で、質問を予測する
問題用紙には放送前から大量のヒントが印刷されています。「選択肢どうしの違い」を見つければ、聞くべきポイントは1〜2個に絞れます。
| 見えるもの | 先読みでわかること |
|---|---|
| 絵4枚の「違い」 | 品物が違う→何を買うか聞かれる。人の動作が違う→行動。天気が違う→天気と時間帯。違いだけ待ち構えればいい |
| 表(時刻表・料金表) | 表のタテヨコの軸(曜日・料金・時刻)が、そのまま聞き取るべき変数。軸を2つ持つ表は「二重条件」のサイン |
| セリフの選択肢4つ(No.4・5) | 4つを読めば場面が先にわかる(感謝?断り?励まし?)。上の定型表現リストのどれが来るか予想して待つ |
| 英文の選択肢(No.6) | 選択肢が "In April." 型ならWhen、"He will play soccer." 型なら行動、文が長ければ内容一致。質問が流れる前に質問がわかる |
| 空所つきのまとめ文(No.7) | 空所の前後から品詞と種類が確定する。"( ) years old" → 数字待ち、"by ( )" → 交通手段待ち、"For ( ) hours" → 時間の長さ待ち |
先読みの威力を体験してみよう。今回は先に「先読みメモ」を読んでから再生すること。
- 「はじめの説明」の放送中に、No.1〜3の絵の違いに丸をつける
- 各問題の前の間で、次の問題の選択肢を先読み(解き終わったら即、次を見る)
- 放送は2回読まれる。1回目で答えの候補を決め、2回目は「確認」に使う(1回目で全部聞こうとしない)
- 数字・曜日はメモ+何の数字かを一言添える(例:「3:00 開始」「2:30 集合」)
- 迷っても空欄にしない。マークして次へ(引きずると次の放送を落とす)
音声つきサンプル問題で特訓する
本番と同じ「11問・28点・7つの型」のサンプル問題を3回分用意しました。 すべて実際の音声つき・その場で採点・スクリプトと日本語訳つき。 上のトラップ7類型が全部仕込んであります——見抜けるか試してみよう。
※ 問題・音声は北辰ゼミが過去の出題傾向をもとに作成したオリジナルです。実際の北辰テストの問題・音声ではありません。
