埼玉の高校受験 用語集——確約・単願・併願から共通選抜・特色選抜まで【2027年度入試】
埼玉の高校受験では、確約・単願・併願のような私立の言葉と、共通選抜・特色選抜・学校選択問題のような公立の言葉がいっしょに出てきます。このページでは、よく出てくる言葉を1語2〜3文でまとめ、くわしいページへのリンクをつけました。受験の全体の流れは 埼玉の高校受験ガイド【2027年度入試】 を先に見るとつかみやすくなります。
- 私立の言葉:確約(個別相談会で得る合格の見通し)・単願(第1志望で受ける)・併願(ほかの高校が第1志望で受ける)
- 公立の言葉(2027年度から):共通選抜(県が決めた方法)と特色選抜(学校が決めた方法)、段階は第1次・第2次、全員に面接と自己評価資料
- 公立の日程:学力検査2027年2/25(木)・面接2/26(金)・発表3/5(金)
- 北辰テストの偏差値:平均点の位置を50とし、ほぼ全員が25〜75くらいの幅に入る数値
私立高校の入試の言葉
確約(かくやく)
私立高校の個別相談会で、北辰テストの偏差値と通知表(内申)が学校の基準に届いていると、入試の前に「合格の見通し」が得られる埼玉の慣行です。正式な制度ではなく、基準は学校ごとに違い、原則として公表されていません。合格の保証ではないので、入試は受ける必要があります。→ 確約とは?
単願(たんがん)
その私立高校を第1志望として受ける受け方です。合格したら、その高校に入学することが前提になります。一般に、確約の基準は併願より単願のほうが低めに設定されることが多いとされます。→ 埼玉の私立入試のしくみ
併願(へいがん)
公立など、ほかの高校が第1志望の人の受け方です。合格しても、ほかの高校の発表まで入学手続きを待ってもらえる場合が多いですが、待ってもらえるかどうか(延納)は学校ごとに違います。→ 公立と私立の入試の違い
個別相談会
私立高校が秋(主に10〜12月)に開く相談の場で、北辰テストの成績票と通知表を持っていき、確約の基準に届いているかを確かめます。ほぼすべての学校で予約が必要です。→ 個別相談会の日程一覧【2026年秋】
公立高校の入試の言葉(2027年度・令和9年度から)
共通選抜
学力検査・調査書・面接の得点を、県教育委員会が定める方法で出して選ぶ選抜です。学科・コースによって「共通選抜のみ」「特色選抜のみ」「両方を行う」の3つの形があります。→ 2027年度の公立入試はここが変わる
特色選抜
学力検査・調査書・面接と特色検査の得点を、学科・コースの特色に応じて各高校が定める方法で出して選ぶ選抜です。両方を行う学科では、特色選抜の合格者を先に決め、そのあと共通選抜で決めます。→ 選抜の段階
第1次選抜・第2次選抜
共通選抜のみ・特色選抜のみの学科では、第1次選抜で募集人員の60〜80%(10%刻み)、第2次選抜で残りを決めます。県の令和9年度の基本方針には、第3次選抜の段階は書かれていません。第1次と第2次で配点が変わる学校もあります。→ 選抜の段階
面接(全員)
2027年度からは、全受検生に個人面接または集団面接が行われます。面接の日は2027年2月26日(金)で、配点や面接のやり方は学校ごとに違います。→ 2027年度の変更点まとめ
自己評価資料
受検生が自分で考えて、県教育委員会が定めた様式に書いて出す資料です。資料そのものは採点されず、面接の参考に使われます。学校が独自の記入項目を設けることもあります。→ 選抜実施内容の見方
調査書(内申)と学年比率
調査書は中学校が作る書類で、中1〜中3の9教科5段階の評定などが書かれます。公立入試では、学年ごとの重み(学年比率、例 1:1:2)をかけて学校ごとの点数に換算します。共通選抜では、1:1:1・1:1:2・1:1:3の中から学校が選ぶと基本方針に書かれています。特色選抜では、学校が比率を決めます。→ 内申点の計算方法
学校選択問題
数学と英語で、各高校の判断で、問題の一部に応用的な内容を含む問題に変えられるしくみです。国語・理科・社会は全校共通の問題です。どの学校が実施するかは、県教育委員会が学校ごとに公表しています。→ 学校選択問題とは/23校の比較表
傾斜配点
学力検査は5教科各100点の500点満点が基本ですが、傾斜配点を行う学校では、決めた教科の満点を150点や200点に上げます。学校選択問題を行う学校でも、傾斜配点があるのは一部です。→ 傾斜配点まとめ
第2志望(相互第2志望)
1つの高校が複数の学科・コースを募集しているとき、第1志望の学科で不合格になっても、第2志望の学科で改めて選考を受けられるしくみです。使えるかどうかは学校ごとに決まっていて、選抜実施内容の資料に書かれています。→ 相互第2志望が使える学校
選抜実施内容
県教育委員会が学校ごとに公表する、2027年度入試のやり方をまとめたPDFです。選抜の種類・配点・学年比率・面接・学校独自の項目・第2志望などが載っています(確定版の掲載は2026年9月16日)。→ 選抜実施内容の見方/公立高校の一覧
倍率
公立の倍率は、志願確定者数を入学許可予定者数で割った数です。2027年度の倍率は2月の志願確定で決まり、年によって上がり下がりします。→ 公立高校の倍率一覧
北辰テストの言葉
北辰テストの偏差値
平均点の位置を50として、平均より上の得点なら50より大きく、下なら小さくなる数値です。ほぼ全員が50を中心に25〜75くらいの幅に入ります。北辰テストでは、埼玉県の同じ学年の全員が受けた場合の平均点を推定して偏差値を出しています。→ 北辰テストの偏差値のしくみ
公立入試の日程(2027年度)
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2027年2月25日(木) | 学力検査 |
| 2027年2月26日(金) | 面接(全ての学校) |
| 2027年3月1日(月) | 特色検査(一部の学校。2月26日に行う場合もある) |
| 2027年3月2日(火) | 追検査 |
| 2027年3月5日(金) | 入学許可候補者の発表 |
出典:埼玉県教育委員会「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜の日程について」(2025年5月22日発表)。出願の期間などは 埼玉県公立高校入試日程2027 にまとめています。
受験の全体の流れは 埼玉の高校受験ガイド【2027年度入試】、私立の確約のよくある質問は 私立高校の確約 よくある質問、学校ごとのページは 公立高校の一覧・私立高校の一覧 から探せます。
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確約とは何ですか?
埼玉の私立高校の個別相談会で、北辰テストの偏差値と通知表(内申)が学校の基準に届いていると、入試の前に合格の見通しが得られる慣行のことです。正式な制度ではなく、基準は学校ごとに違います。合格保証ではないので、入試の受験は必要です。
共通選抜と特色選抜の違いは?
共通選抜は、学力検査・調査書・面接の得点を県教育委員会が定める方法で出して選抜します。特色選抜は、学力検査・調査書・面接と特色検査の得点を、学科・コースの特色に応じて各高校が定める方法で出して選抜します。2027年度(令和9年度)入試から始まる区分です。
2027年度の公立入試は面接が全員にありますか?
はい。県教育委員会の令和9年度の基本方針で、全受検生に個人面接または集団面接を行うとされています。面接は2027年2月26日(金)で、県の日程には「全ての学校」と書かれています。
単願と併願の違いは?
単願はその私立高校を第1志望とし、合格したら入学することが前提の受け方です。併願はほかの高校(たとえば公立)が第1志望の人の受け方で、ほかの高校の発表まで入学手続きを待ってもらえる場合が多いですが、学校ごとに違います。
出典:埼玉県教育委員会「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施基本方針」・「令和9年度 各高等学校の選抜実施内容」・「令和9年度の日程」、北辰テスト公式「北辰偏差値のヒミツ」・「埼玉県の私立高校入試の概要」(いずれも2026年10月19日に確認)。私立の確約の基準や併願の延納は学校ごとに違うので、各校の説明会・個別相談会で確かめてください。「北辰テスト」は北辰図書株式会社の商標です。当サイトは北辰図書株式会社・埼玉県教育委員会・各高等学校とは関係のない非公式の学習支援サイトです。
