北辰テスト

北辰テストの偏差値のしくみ——平均50と「いつも同じ基準」

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北辰テストの成績で一番よく見るのが「偏差値」です。北辰図書の公式ページ「知りたい!北辰偏差値のヒミツ」には、偏差値とはどんな数値か、そして北辰偏差値はなぜ「いつも同じ基準」で比べられるのかが説明されています。その要点を原文に沿って整理しました。

要点
  • 答え:偏差値は、平均点を50とし、平均点との差を得点のばらつき(標準偏差)で割って10倍した分だけ50から上下させた数値。一般的な式は(得点−平均点)÷標準偏差×10+50(計算例)
  • 偏差値は平均点の位置を50とし、平均より上なら50より大きく、下なら50より小さくなる
  • 得点のばらつき(標準偏差)を考えに入れて、ほぼ全員が50を中心に25〜75くらいに入るように出す
  • 北辰図書は74年分のデータから「埼玉県の同学年全員が受験した場合の平均点」を推定している
  • だから受ける人や人数が回ごとに違っても、いつでも同じ基準で偏差値を出せる、とされている

偏差値はどんな数値?

公式ページでは「偏差値は、平均点の位置を50として、平均より上の得点なら50より大きくなり、下の得点なら50より小さくなります。」と説明されています。

計算には「標準偏差」が使われます。これは「得点のばらつきぐあいを表す尺度」とされています。テストごとの点数の散らばり方の違いを考えに入れて、「ほぼ全員の数値が50を中心に25~75位の幅に入る」ように出したものが偏差値です。

得点だけでは比べにくい理由
たとえば、同じ60点でも、平均点が40点の回と70点の回では意味が違います(説明のための例です)。偏差値は「全体の中でどのあたりにいるか」を表すので、平均点が違う回どうしや教科どうしでも比べやすくなります。→ 北辰テストの難易度と平均点

計算例:平均点と標準偏差から偏差値を出す(説明のための例)

一般的な偏差値の式は「偏差値=(得点−平均点)÷標準偏差×10+50」です。数字はしくみを見るための例で、実際の北辰テストの平均点・標準偏差ではありません。

例平均点標準偏差自分の得点計算偏差値
A(点数の散らばりが小さい)60点10点70点(70−60)÷10×10+5060
B(点数の散らばりが大きい)60点20点70点(70−60)÷20×10+5055

同じ「平均点より10点上」でも、みんなの点数が平均のまわりに集まっているテスト(A)のほうが、上にいる人が少ないので偏差値は高くなります。公式ページでも、平均点と得点が同じ2教科で、得点の分布の幅によって偏差値が変わる例が示されています。

注意:北辰偏差値は、受けた人の平均点ではなく、北辰図書が推定した「埼玉県の同学年全員が受験した場合の平均点」をもとに出されます。そのため、自分で平均点を入れて計算しても成績票の偏差値と一致するとは限りません。正式な偏差値は成績票で、得点ごとの目安は 平均点・偏差値換算表 で確認してください。

北辰偏差値は「いつも同じ基準」

偏差値は、受けた人の平均点や人数、得点の分布によって計算されます。そのため公式ページは、受ける人や人数が回ごとに変われば同じ基準とはいえないのでは、という心配があることにふれています。

そのうえで「北辰図書ではこれまで74年にわたって実施してきた北辰テストのデータを蓄積しています。」「その膨大なデータと培ってきたノウハウから、埼玉県の同学年全員が受験した場合の平均点を推定しています。ですから、いつでも同じ基準で偏差値を算出できます。」と説明しています。

ポイント公式ページの説明
もとにするデータ74年にわたって実施してきた北辰テストのデータ
何を推定するか埼玉県の同学年全員が受験した場合の平均点
その結果いつでも同じ基準で偏差値を算出できる

出典:北辰図書「知りたい!北辰偏差値のヒミツ」(2026年10月4日に2回確認、2026年10月21日再確認)。

北辰偏差値の使い方

公式ページでは、北辰偏差値の使い道として、教科ごとのできぐあいを比べることと、何回か受けて県全体の中での位置の変化を見ることが挙げられています。得点だけを見るとムラがあるように見えても、偏差値で見ると位置が伸びているのがわかる、という例も示されています。

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よくある質問

北辰テストの偏差値はどうやって出していますか?

平均点の位置を50とし、得点のばらつき(標準偏差)を考えに入れて、ほぼ全員が50を中心に25〜75くらいに入るように出します(北辰図書「知りたい!北辰偏差値のヒミツ」)。

回によって受ける人が違っても、偏差値を比べてよいですか?

北辰図書は、74年にわたるデータから埼玉県の同学年全員が受験した場合の平均点を推定しているので、いつでも同じ基準で偏差値を算出できると説明しています。

偏差値は何に使えばよいですか?

教科ごとのできぐあいを比べたり、何回か受けて県全体の中での位置の変化を見たりするのに使えます。1回の結果だけで決めつけず、流れで見るのが大切です。

北辰テストの偏差値は自分で計算できますか?

一般的な偏差値の式は「(得点−平均点)÷標準偏差×10+50」で、しくみを知るための計算はできます。ただし北辰偏差値は、受けた人の平均点ではなく、埼玉県の同学年全員が受験した場合の推定平均点をもとに出されるため、自分で計算した値は成績票の偏差値と一致するとは限りません。正式な偏差値は成績票で確認してください。

内容は北辰図書「知りたい!北辰偏差値のヒミツ」(2026年10月4日に確認、2026年10月21日再確認)によります。計算例の数字は説明のための例で、実際の北辰テストの平均点・標準偏差ではありません。「北辰テスト」は北辰図書株式会社の商標です。当サイトは北辰図書株式会社・埼玉県教育委員会・各高等学校とは関係のない非公式の学習支援サイトです。