学校別ガイド・公立

県立松伏高校の2027年度入試ガイド——普通科は調査書400点の内申型、音楽科は実技630点が第2次で450点に下がる珍例

更新日:|確度表示:◎県教委確定版・公式○複数ソース一致△単一ソース・要確認

埼玉県立松伏高等学校(北葛飾郡松伏町)は、普通科(情報ビジネスコースを含む)と音楽科を持つ共学校です。2027年度入試は普通科・情報ビジネスコースが共通選抜で第1次から調査書400点の内申型、音楽科が特色選抜で実技630点と県内最大級の実技配点。しかも音楽科は第2次で実技が450点に下がるという、実技検査校で唯一の設計です。学年比率は1:1:3、面接は全て個人面接。県教委の確定版を軸に整理しました。

この学校を検討するときの要点
  • 普通科・情報ビジネスコース(共通選抜):第1次500+400+30=930点、第2次500+300+60=860点。第1次が内申型
  • 音楽科(特色選抜):第1次500+400+30+実技630=1560点、第2次500+300+60+実技450=1310点
  • 音楽科の実技は第1次で約40%、第2次で約34%——第2次で下がる珍例
  • 第2志望:普通科⇔情報ビジネスコース相互/音楽科→普通科(準ずる志望)
  • 学年比率1:1:3。学校選択問題なし。個人面接

基本情報

学校名埼玉県立松伏高等学校
所在地北葛飾郡松伏町
最寄駅東武スカイツリーライン 北越谷駅・せんげん台駅からバス △
設置学科普通科(普通・情報ビジネスコース)・音楽科
男女共学

出典:県教委確定版 ◎。目指す学校像・アドミッションポリシーの詳細は学校別PDFでご確認ください。

2027年度の選抜方式と配点(学科・コース別)

項目普通科 第1次(70%)普通科 第2次(30%)情報ビジネス 第1次(80%)情報ビジネス 第2次(20%)音楽科 第1次(80%)音楽科 第2次(20%)
選抜の種類共通選抜のみ特色選抜のみ
学力検査500500500500500500
調査書400300400300400300
面接306030603060
実技検査————630450
合計93086093086015601310
学力検査の比重約54%約58%約54%約58%約32%約38%
調査書/実技の比重調査書約43%調査書約35%調査書約43%調査書約35%実技約40%実技約34%
学年比率1:1:3(全学科・コース、第1次・第2次とも)
面接形式個人面接。独自項目なし
学校選択問題実施しない
第2志望普通科⇔情報ビジネスコース相互/音楽科→普通科(情報ビジネスコースを除く)への志望を第2志望に準ずるものとして認める

出典:県教委確定版「共通選抜のみ」「特色選抜のみ」各概要一覧 ◎。音楽科の実技は芸術系の実技検査です。

配点から読む戦略——普通科は第1次が内申型、音楽科は実技が4割:普通科・情報ビジネスコースは第1次で調査書400点が約43%を占め、内申が高い受検生に有利。第2次では調査書が300点に下がり、面接が60点に上がって、やや当日点寄りになります。多くの学校と逆の順序です。

音楽科は第1次で実技630点が約40%、学力検査は約32%。実技が最も重い段階が第1次で、第2次では実技が450点(約34%)に下がり学力検査の比重が上がります。「実技で届かなかった受検生を学力で拾う」という、他の実技検査校とは逆向きの設計です。

音楽科志望者は普通科(情報ビジネスコース除く)への準ずる志望が出せます。→ 調査書の配点ランキング/特色検査・実技検査のある学校

出願戦略——普通科⇔情報ビジネスコース

普通科と情報ビジネスコースは配点が同じで、相互第2志望が使えます。募集割合が普通科70:30、情報ビジネスコース80:20と異なる点に注意。情報ビジネスコースは商業系の科目を学ぶコースなので、「入りやすいから」ではなく学びたいかで決めてください。→ 相互第2志望まとめ

学年比率は1:1:3——中3重視型

全学科・コースで中3の評定が中1・中2の3倍で扱われます。普通科の第1次は調査書400点と大きいので、中3の1段階の価値も大きい学校です。→ 調査書の学年比率まとめ

自己評価資料と面接

独自項目はありません。面接は個人面接で第1次30点・第2次60点。個人面接は深掘りされやすいので、自己評価資料に書いた内容を自分の言葉で話せるよう準備してください。→ 自己評価資料の書き方

北辰偏差値の目安

県東部の中堅帯です。北辰の志望校判定を各回で確認してください。△

普通科は偏差値よりも内申を先に見て判断。音楽科は実技と偏差値・内申の三つで判断してください。→ 配点相性診断

北辰の日程との接続

学校選択問題は実施しないため、北辰は共通問題タイプで。傾斜もないため5教科をまんべんなく。普通科は2学期の定期テストの優先順位が非常に高い学校です。→ 定期テスト対策

併願の考え方

松伏志望者は、叡明・花咲徳栄・浦和学院などで確約を確保するのが一般的です。音楽科志望なら私立の音楽系コースとの比較も。→ 併願校の組み方2027年度版

よくある質問(県立松伏高校)

2027年度の配点は?

普通科・情報ビジネスコース:第1次500+400+30=930点、第2次500+300+60=860点。音楽科:第1次500+400+30+実技630=1560点、第2次500+300+60+実技450=1310点。

音楽科の実技が第2次で下がるのは本当ですか?

はい。630点から450点に下がります。実技検査校で第2次に実技が下がるのは県内で松伏音楽科だけです。

学科・コースは併願できますか?

普通科⇔情報ビジネスコース相互、音楽科→普通科(準ずる志望)が認められます。

学校選択問題はありますか?

実施しません。共通問題の5教科500点です。

本ページは埼玉県教育委員会公表の「令和9年度各高等学校の選抜実施内容(確定版)」の概要一覧をもとに作成した非公式のガイドです。実技検査の内容・面接形式・アドミッションポリシーは学校別PDFでご確認ください。転記の誤りがある可能性があるため、出願判断の際は必ず県教委の原本および学校の説明会でご確認ください。「北辰テスト」は北辰図書株式会社の商標です。当サイトは北辰図書株式会社・埼玉県教育委員会・埼玉県立松伏高等学校とは関係のない学習支援サイトです。