北辰テスト 予想偏差値の出し方——自己採点の点数から教科別に見積もる
北辰テストの予想偏差値は、自己採点の点数を過去の同じ回の公式換算表に当てはめると、幅つきで出せます。たとえば第4回で数学60点なら、2023〜2025年度の表では偏差値55〜60の間(2024年度の表ではちょうど55)でした。平均点は年度で動くので、予想は1つの数字ではなく幅で持つのがコツです。
- 過去の同じ回の表に当てはめる:自分の点が、年度ごとの換算表で偏差値いくつの間に入るかを見ます。
- 第4回では偏差値1が約1.6〜2.5点:過去の第4回では、偏差値50から60に上がるのに教科によって16〜25点が必要でした。
- 社会は同じ60点でも年度で大きく違う:社会では、60点が偏差値50未満の年度も55〜60の年度もありました。同じ第4回でも平均点は年度で約8〜14点違います。
予想偏差値の出し方(4ステップ)
成績票が届くまでの間に自分の偏差値を見積もるには、次の順で進めます。
- 教科ごとに自己採点する:記述問題の部分点は甘くつけず、迷ったら低いほうで数えます。やり方は自己採点のやり方にまとめています。
- 過去の同じ回の換算表を見る:直前に行われた回について、過去の年度ごとに偏差値50・55・60・65・70に当たった点数を平均点・偏差値換算表で見られます(第4回のあとは第4回の表、第5回(10/11)のあとは第5回の表に切り替わります)。
- 年度ごとに、自分の点がどの間に入るかを見る:「偏差値55の点数と60の点数の間」なら、その年度の表では偏差値55〜60です。
- いちばん低い年度と高い年度の間を予想の目安にする:今年の平均点はまだ分からないので、過去の年度の幅を目安にします。ただし手元の表は2〜3年度分だけなので、今年がこの幅の外になることもあります。
自己採点60点なら予想偏差値はいくつ?(第4回の例)
過去の第4回の換算表に60点を当てはめると、次のとおりです。「55〜60」は、偏差値55の点数と60の点数の間に入るという意味です。
| 教科 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 55〜60(平均48.0点) | 50〜55(平均56.8点) | 55〜60(平均44.0点) |
| 数学 | 55〜60(平均43.8点) | 55(平均51.8点) | 55〜60(平均43.7点) |
| 英語 | 55〜60(平均46.7点) | 55〜60(平均38.0点) | 換算表なし |
| 理科 | 55〜60(平均44.0点) | 50〜55(平均51.6点) | 50〜55(平均51.8点) |
| 社会 | 換算表なし | 50未満(平均61.2点) | 55〜60(平均46.8点) |
読み方の例:数学で60点なら、予想偏差値は「55〜60の間、低めに見て55」です。社会で60点なら、平均点が高かった2024年度の表では偏差値50に届かず、2025年度の表では55〜60なので、予想の幅が大きくなります。「換算表なし」は、当サイトの手元にその年度の換算表がないという意味です。
平均点が高い年度ほど、同じ点数の偏差値は低くなります。国語の2024年度(平均56.8点)や理科の2024・2025年度(平均51点台)で60点が50〜55にとどまったのはこのためです。第5回など他の回の目安は偏差値一覧表にまとめています。
平均点を仮に置けば、式でも出せる
換算表の形は、その回の平均点でほぼ決まります。今年の平均点は成績票が届くまで分からないので、過去の同じ回の平均点を仮に当てはめて、次の式で幅を見ます。
予想偏差値 ≒ 50 +(自分の点 − 平均点)÷ 偏差値10ぶんの点数 × 10
「偏差値10ぶんの点数」(偏差値60の点数 − 偏差値50の点数)は、過去の第4回では次の幅でした。
| 教科 | 偏差値10ぶんの点数(第4回) | 偏差値1あたり |
|---|---|---|
| 国語 | 18〜20点 | 1.8〜2.0点 |
| 数学 | 16〜19点 | 1.6〜1.9点 |
| 英語 | 23〜25点 | 2.3〜2.5点 |
| 理科 | 19〜22点 | 1.9〜2.2点 |
| 社会 | 16〜20点 | 1.6〜2.0点 |
たとえば数学60点で、平均点が2023年度と同じ43.8点、偏差値10ぶんが19点なら、50+(60−43.8)÷19×10で約58.5。平均点が2024年度と同じ51.8点、偏差値10ぶんが16点なら約55です。英語は1点あたりの偏差値の動きが小さく、数学・社会は大きめだと分かります。
第4回の表では、偏差値50→60と60→70に必要な点数の差は、どの教科も1点以内の違いでした。偏差値50〜70の間は、ほぼ同じ幅で見積もれます。
予想がずれる2つの理由
1つ目は平均点です。同じ第4回でも、平均点は年度によって数学で8.1点(43.7〜51.8点)、社会で14.4点(46.8〜61.2点)違いました。第4回では偏差値1あたり1.6〜2.5点なので、平均点が8点違うだけで、同じ点数の偏差値が3〜5ほど動きます。
「難しかったから平均点は低いはず」と手応えから読むのも当たりにくい方法です。当サイトで過去の問題の特徴と実際の平均点を照らし合わせたところ、問題の見た目の難しさからは平均点をほとんど当てられませんでした。難しく感じた回に偏差値がどうなるかは北辰テストの難易度と平均点で説明しています。
2つ目は自己採点のずれです。記述問題の部分点は自分では判断しにくく、実際の点数とずれることがあります。第4回の場合、自己採点が5点ずれると、偏差値では約2〜3ずれます。
結果が届いたら、予想と比べて第5回に生かす
第4回(9/6)の結果は9月16日(水)から確認できます。成績票で実際の点数と偏差値を確かめたら、自分の予想と比べてみてください。
点数が自己採点どおりなのに偏差値が予想より高ければ、今回の平均点は過去の第4回より低め、予想より低ければ高めだったと分かります。点数そのものが自己採点とずれていたら、どの問題の採点が甘かったかを確かめておくと、次の自己採点が正確になります。
次の第5回(10/11)の結果は10月21日(水)から確認できます。第5回の自己採点のあとは、同じ手順を過去の第5回の換算表で行えば、結果を待つ間の予想偏差値が出せます。第5回の表は、10/11のあと同じ平均点・偏差値換算表のページで見られます。
よくある質問
自己採点60点だと、予想偏差値はいくつですか?
教科と年度で変わります。過去の第4回の換算表では、数学60点は偏差値55〜60の間(2024年度はちょうど55)、社会60点は2024年度の表では50未満、2025年度の表では55〜60でした。
平均点が分からないのに予想偏差値は出せますか?
過去の同じ回の換算表に当てはめれば、幅つきで出せます。ただ、同じ第4回でも平均点は年度で約8〜14点違ったので、予想には偏差値で数ポイントの幅が出ます。
5教科の予想偏差値も出せますか?
当サイトには5教科合計の換算表がないため、5教科の予想偏差値は出していません。教科ごとに見積もり、成績票が届いたら実際の5教科の偏差値で確かめてください。
予想より実際の偏差値が低かったのはなぜですか?
点数が自己採点どおりなら、その回の平均点が過去の同じ回より高かったと考えられます。点数が自己採点より低かった場合は、記述問題の部分点の見積もりが甘かった可能性があります。
「北辰テスト」は北辰図書株式会社の商標です。当サイトは北辰図書株式会社および各高校とは関係のない非公式の学習支援サイトです。
