保護者向けガイド
埼玉の高校受験・公立私立併願の基本戦略——確約を軸にした組み立て方
埼玉県の高校受験は、「公立が第一志望でも、私立の併願を確約で確保してから公立に挑む」という型が広く定着しています。この記事では、その基本形と、家庭で決めておくべきことを時系列で整理します。
埼玉の併願・基本の型
- 秋〜冬:北辰テストの成績で私立の個別相談 → 併願校を確保
- 1月下旬:私立入試(埼玉私立はこの時期に集中)
- 2月下旬:公立入試(学力検査)——安心を確保した状態で挑む
なぜ「私立を先に固める」のか
公立入試は一発勝負です。私立の併願を確約で確保しておくと、「公立がだめでも行く高校がある」状態で本番に臨める——この心理的な土台が、公立入試のパフォーマンスに直結します。逆に併願が固まっていないと、公立の志望校選びが「安全側に倒す」判断になりがちで、挑戦の選択肢が狭まります。
併願校選びの3つの観点
- ①行ってもいい学校か:併願校は「滑り止め」ではなく「進学する可能性のある学校」です。通学時間・校風・コースを、合格可能性と同じ重さで見てください。文化祭や説明会に足を運ぶ価値があります
- ②基準に現実味があるか:確約の基準と現在の北辰偏差値の差を見ます。残りの回数で届く範囲か。確約の仕組みも参照を
- ③コースの構造:埼玉私立は1校の中に複数コースがあり、コースごとに基準が違うのが普通です。「学校に届くか」ではなく「どのコースに届くか」で考えると、選択肢は思ったより広がります
時系列でやること
9〜10月:候補校のリストアップと説明会予約。北辰は継続受験。11〜12月:個別相談会で基準確認・併願の確保。12〜1月:私立の出願(Web出願が主流)。1月下旬:私立入試。2月:公立出願・学力検査へ。——各段階の締切は学校ごとに違うため、家庭のカレンダーに全候補校の日程を書き出しておくのが、この時期の保護者の最大の貢献になります。
家庭で先に決めておくべきこと:「公立に受かったら公立へ行くのか」「私立のどのコースなら進学するのか」「学費の上限」——この3つを親子で合意しておくと、冬の判断が速く、ぶれません。決まっていないまま相談会に行くと、その場の空気で決めることになりがちです。
よくある質問
私立を複数校、併願で確保できますか?
可能な場合が多いですが、学校ごとの相談・出願・受験料が必要になります。本命の公立との日程・費用のバランスで、多くの家庭は1〜2校に絞っています。
私立が第一志望の場合は?
単願(その学校だけを受ける前提の相談)という選択肢があり、併願より基準が緩和されることが一般的です。私立第一志望なら、単願の基準を個別相談で確認するところから始めてください。
制度・日程・基準は学校・年度により異なります。必ず各校および埼玉県の公式発表をご確認ください。「北辰テスト」は北辰図書株式会社の商標です。当サイトは非公式の学習支援サイトです。
