北辰 過去問 リスニングの探し方と、音源なしで練習する方法
北辰テストのリスニングは、紙の過去問だけでは練習できません。放送音声が要るからです。ただし大問1の形は2023年度以降の17回分でまったく変わっていないので、音源が手に入らなくても「同じ型」で練習すれば、本番と同じ手順を身につけられます。
- リスニングは大問1・11問・28点。この骨組みは17回分で不変
- 過去問の入手方法・取り扱いは北辰図書の公式サイトで確認する。当サイトは問題・音声を載せていない
- 音源が無くても、型が同じなら練習できる。無料の音声つき練習問題を3回分公開している
紙の過去問では、リスニングだけ練習にならない
数学や社会の過去問は、問題用紙さえあれば本番と同じ演習ができます。リスニングだけは違います。設問と選択肢が手元にあっても、放送が無ければ「聞き取る」練習になりません。スクリプト(放送文)を黙読して解いてしまうと、それは読解問題を解いたことになり、点の取りこぼしの原因は見えないままです。
そのため、リスニングの過去問を探すときは「問題」と「音声」を分けて考えてください。以下では、入手できる範囲と、手に入らないときの代わりの練習を順に整理します。
過去問はどこまで手に入るのか
北辰テストの過去の問題は、当サイトが資料を集めた範囲では、書店で自由に買える参考書のようには見つかりませんでした。確認できたのは、過去問が有料での販売という形で、WEBで扱いのある教科も一部に限られていたことです。英語のリスニングはその一部に含まれていた一方、ほかの教科は入手の手段が見つからない回もありました。
ただし、そこに放送音声が付くのかどうかまでは当サイトでは確認できていません。取り扱いは年度でも変わります。音声の有無も含め、何がどの形で手に入るのか、価格や申込の方法は、北辰図書の公式サイトで最新の案内を確認してください。当サイトは非公式の学習支援サイトで、実際の試験問題や放送音声は掲載していません。無料で全回分が読める場所があるかのような案内も行いません。
手元に残っている回が、いちばん確実な過去問
見落とされがちですが、北辰テストを受けた人の手元には、本物の過去問が残っていることがあります。問題冊子や解答解説です(持ち帰り・返却の扱いは主催者の案内に従ってください)。第4回(9/6)の結果が返ってきた今は、復習にちょうどいい時期です。
リスニングの復習は、答え合わせで終わらせないでください。解答解説にスクリプトが載っているなら、まちがえた問題について選択肢のどこで引っかかったかを該当箇所と照らして1行メモする。これを1回分やるだけで、次の回で同じ形のまちがいを避けられます。復習の進め方は過去問の使い方の手順がそのまま使えます。
年度が違っても、練習すべき型は同じ
当サイトで2023年度以降の17回分を集計すると、大問1は11問・28点で、No.1からNo.7までの並びも変わっていません。前半は短い対話を聞いて絵・表・地図から選ぶ問題、中ほどは場面にふさわしい一言を選ぶ問題、後半はスピーチと長めの対話がそれぞれ3問ずつ、という形です。各問の形と配点、試験時間の中での位置づけはリスニングは何分かにまとめています。
当サイトで確認できている範囲では、変わったのは答え方だけです。No.7は2024年度までは英語を書く形式で、2026年度第2回からマーク式になったことが確認できています。つまり「去年の音源が手に入らない」としても、練習すべき型は今年とまったく同じです。これは過去問を用意できない人にとって大きな救いになります。
音源が無いときの、無料でできる練習手順
当サイトは、上と同じ形に合わせて作った音声つきの練習問題を3回分、無料で公開しています。本番と同じ11問・28点で、まずは本番どおり2回で解く練習ができます(3回目以降も再生できますが、本番では聞けない回数だと画面に表示されます)。解いたその場で採点され、スクリプトと日本語訳も出ます。リスニングの練習ページから始められます。
やり方は1日1題、3ステップです。①何も見ずに解く、②答え合わせをして、まちがえた問題の選択肢を読み直す、③スクリプトを見ながらもう一度聞く。③で「文字を見れば分かるのに、聞くと分からなかった音」を特定するのが、この練習の本体です。手元に受けた回の問題冊子が残っている人は、③のあとにその回の同じ番号の問題を見比べると、問われ方が同じであることが確かめられます。
次の第5回(10/11)まではまだ日があります。リスニングは直前の詰め込みが効きにくい代わりに、毎日10分を続けた分がそのまま出ます。学校の教科書準拠の音声や、英語の授業で使う音源でも同じ3ステップは回せるので、まずは今日1題から始めてください。リスニング以外も含めた英語全体の進め方は北辰テスト英語の勉強法にまとめています。
他の教科の過去問はどう考えるか
数学・国語・理科・社会は、リスニングのような音源の問題がないぶん、紙の過去問がそのまま演習になります。ただし北辰テストは年8回あり、受けること自体が最良の演習です。まず各回を確実に受けて復習することを優先し、余裕があるときに過去の回で形式に慣れる、という順番をおすすめします。
なお、過去の回の問題は著作物です。コピーを配ったり、ネット上に上げたりはできません。手に入れる方法は公式サイトの案内に従ってください。
よくある質問
北辰の過去問はWEBで手に入りますか?
当サイトが確認した範囲では、過去問は有料での販売という形で、WEBで扱いのある教科も一部に限られていました。英語のリスニングはその一部に含まれていましたが、取り扱いは年度で変わります。最新の案内は北辰図書の公式サイトで確認してください。
スクリプトを読んで解くのでは練習になりませんか?
聞き取りの練習にはなりません。文字で読めば解ける問題を、音で落としているかどうかが分からなくなるためです。まず音だけで解き、そのあとにスクリプトを見る順番を守ってください。
リスニングは何問・何点ですか?
大問1のリスニングは11問・28点です。2023年度以降の17回分でこの数は変わっていません。小問ごとの配点がはっきり確認できるのは2026年度第2回で、2点×5問+3点×6問=28点でした。
去年の音源で練習しても意味がありますか?
意味があります。小問の並びと問われ方が17回分で固定されているため、年度が違っても練習すべき型は同じです。当サイトで確認できている範囲で変わったのは、No.7の答え方が2026年度第2回からマーク式になった点だけです。
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