時期別ガイド

入試直前1週間の過ごし方——やること・やめること・当日への持っていき方

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入試直前の1週間で実力が上がることは、正直あまりありません。この1週間の仕事は「持っている実力を、当日の午前に、そのまま出す」準備です。伸ばそうとして無理をするより、落とさない設計に切り替える——その段階別の過ごし方をまとめます。

段階別:やること・やめること

時期やることやめること
7〜4日前過去問を本番の時間帯で通す(最後の1〜2回)。暗記の最終回転新しい問題集・難問への挑戦
3〜2日前ミスノート・間違い一覧の見直し。持ち物と経路の確認夜更かし、長時間の演習
前日見慣れたまとめの確認だけ。いつもの時刻に寝る「最後に全部見直す」(不安が増えるだけ)
当日朝計算数問・英文1つで頭を温める。時間に余裕を持って出発直前の暗記詰め込み、スマホでの情報収集

「新しいことをしない」理由

直前に新しい問題に手を出すと、解けなかったときの不安だけが残ります。逆に、解いたことのある問題を確実に解ける状態を確認する作業は、自信という形で当日に持ち込めます。直前期の勉強の目的は知識の追加ではなく、自信の確認——この切り替えができるかどうかで、当日の落ち着きが変わります。

緊張との付き合い方

緊張は消せませんし、消す必要もありません。適度な緊張は集中を高めます。対策は「緊張しないようにする」ではなく「緊張していても動ける手順を持つ」こと。試験開始の最初の1分で全体を見渡す、迷ったら印をつけて次へ、大問の切れ目でマークのズレを確認——この手順を過去問演習で身体に入れておくと、緊張していても手が動きます(ケアレスミス対策)。

体調:この週の最優先事項

直前1週間は、勉強よりも体調管理が優先です。睡眠時間を削らない、人混みを避ける、手洗い・うがい、温かい食事——当たり前のことの徹底が、この週の一番の受験対策になります(受験期の体調管理)。万一の発熱に備えて、各校の追試・別日程の制度を保護者が事前に確認しておくと安心です。

前日にやること:受験票・筆記用具・時計・上履き・昼食・交通系ICカードを前夜にカバンへ。会場までの経路と所要時間を確認し、集合時刻の30分前到着で逆算。翌朝の服装も決めておく。準備が終わったら、それ以上何もしないで寝る——「準備が終わった」という感覚そのものが、当日の落ち着きを作ります。

よくある質問

前日に眠れなかったらどうしよう

1晩眠れなくても、若い体は試験中の集中を保てます。「眠れない→焦る→もっと眠れない」の連鎖が一番の問題なので、眠れなくても横になって目を閉じているだけで休息になる、と知っておいてください。

直前期に成績が下がって不安です

直前期の演習は疲れの中で解くため、点が下がって見えることがあります。実力が落ちたわけではありません。この時期の点数に反応せず、手順の確認と体調に集中してください。

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