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面接・作文のある高校入試の対策——聞かれること・書くこと・練習の仕方

更新日:|※面接・作文の有無と形式は学校・入試区分ごとに異なります。募集要項でご確認ください

学力検査だけでなく、面接や作文を課す入試があります(私立の一部、公立の一部の選抜区分など)。学力ほど時間はかかりませんが、「準備した人としていない人の差」がはっきり出る領域でもあります。定番の中身と、効率的な準備の仕方を整理します。

この記事のポイント
  • 面接は「暗記した答え」より「自分の言葉で言える理由」
  • 作文は型を1つ決めて、テーマだけ変えて練習する
  • 練習は3回で十分。ただし必ず「人に見てもらう」

面接:聞かれることは定番、差は「理由」に出る

面接の質問は、ほぼ定番です——志望理由、中学で頑張ったこと、高校でやりたいこと、長所と短所、最近気になったニュース。答えを暗記して臨む受験生が多いですが、面接官が聞いているのは答えの内容より、「その理由を自分の言葉で言えるか」。「なぜこの高校か」に、学校見学(説明会のチェックポイント)で自分が実際に感じたことが1つ入っていれば、暗記の答えとは明らかに違って聞こえます。

準備は「答えを作る」ではなく「材料を集める」。中学3年間の出来事を、部活・委員会・行事・勉強の4つの箱に分けて書き出し、それぞれ「何をして、何を学んだか」を一言添える——これが面接の全質問の材料になります。

作文:型を1つ固定する

作文が苦手な受験生の多くは、毎回ゼロから構成を考えています。対策は型を1つ決めて固定すること。例えば「①テーマに対する自分の考え→②その理由(体験を1つ)→③これからどうしたいか」の3段構成。この型にテーマを当てはめる練習を数回すれば、初見のテーマでも時間内に書き切れます。原稿用紙の使い方(書き出し・段落・句読点)と、字数の8〜9割を埋めることは、内容以前の最低条件です。

練習の仕方:3回、必ず人の前で

面接は、一人で練習しても本番の緊張は再現できません。学校の先生・家族・塾の誰かに面接官役をしてもらい、3回程度——1回目で言葉に詰まる場所を知り、2回目で直し、3回目で確認。作文も同じで、書いたものを人に読んでもらい、「意味が伝わるか」だけ見てもらう。完璧な文章より、読み手に伝わる文章が評価されます。

当日に見られていること

面接では、答えの内容と同じくらい、入退室の挨拶・座り方・目線・声の大きさが見られています。これは「マナーの試験」ではなく、「この生徒は高校生活を落ち着いて送れそうか」を見る材料です。特別な礼儀作法は不要で、はっきり挨拶し、相手の目を見て、聞かれたことに答える——普段の学校生活の延長で十分です。

保護者の方へ:面接練習で親が面接官役をすると、照れて成立しないことも多いです。その場合は先生にお願いするのが確実。親の役割は「志望理由を一緒に言語化する会話」——「あの学校のどこが良かった?」と聞くだけで、本人の中で理由が言葉になっていきます。

よくある質問

答えに詰まったらどうすればいい?

「少し考えさせてください」と言って数秒考えるのは、全く問題ありません。黙り込むより、考えている姿勢を示す方が印象は良いです。答えが出なければ「うまく言えませんが」と前置きして、思ったことをそのまま話してください。

作文のテーマは予想できますか?

学校によっては過去のテーマが公開されており、傾向はつかめます。ただし的中を狙うより、どんなテーマでも型に当てはめて書ける状態を作る方が確実です。

面接・作文の実施有無・形式は学校ごと・入試区分ごとに異なります。必ず各校の募集要項をご確認ください。「北辰テスト」は北辰図書株式会社の商標です。当サイトは非公式の学習支援サイトです。