傾向分析・数学

北辰テスト数学・型別出題ランキングTOP15——過去24試験・全設問を数えた

更新日:|出典:北辰ゼミ独自集計(過去24試験の全設問を型単位に正規化)

「北辰の数学、結局なにが出るの?」——この問いに、感覚ではなくデータで答えます。北辰ゼミでは過去24試験の数学の全設問を1問ずつ分類し、出題内容を「型」単位に正規化して集計しました。この記事では、その頻度ランキングTOP15と配点データをすべて公開します。

この記事のポイント
  • 24試験すべてに出題された「皆勤賞」の型が3つある(四則の順序・同類項・指数法則)
  • 配点合計の1位は頻度4位の「文章題の立式」139点——頻度と重さは別物
  • TOP15の型だけで、24試験の全配点の約48%をカバーできる

型別出題ランキングTOP15(過去24試験)

「型」とは、設問を解くために必要な中心スキルの単位です。同じ一次関数の問題でも「座標の代入」で解けるものと「文章題の立式」が必要なものは別の型として数えています。

順位型分類出題試験数配点合計
1四則の順序 皆勤rule24/24104点
2同類項 皆勤concept24/24100点
3指数法則 皆勤rule24/2496点
4文章題の立式technique21/24139点
5単項式の乗除technique19/2476点
6加減法technique17/2467点
7三角形の合同条件theorem16/24111点
8場合の数technique16/2464点
9座標の代入technique13/2491点
10合同の対応concept13/2471点
11角錐・円錐の体積formula12/2452点
12規則性の一般化technique11/2457点
13分母の有理化formula11/2444点
14和と積の因数分解technique9/2448点
15規則性の観察technique9/2442点

※ 北辰ゼミ独自の正規化集計。「出題試験数」は過去24試験のうち、その型を含む設問が出た試験の数。配点合計は24試験の合算値です。

読み方①:「皆勤賞」の3型は落とせない基礎

四則の順序・同類項・指数法則の3つは、24試験すべてに出題されています。配点合計は3つ合わせて300点分。1試験あたりに直すと平均12〜13点が、この3つの基礎計算だけで毎回配点されている計算になります。

この3型は大問1の計算問題を中心に出るため、正答率も高めの「差がつきにくい」問題です。逆に言えば、ここを落とすと偏差値50の壁は越えられません。計算に不安がある人は、他のどの単元よりも先にここを固めるのが合理的です。

読み方②:頻度と「重さ」は別物

1試験あたりの期待配点(配点合計÷24試験)で並べ直すと、順位が入れ替わります。上位は「文章題の立式」約5.8点、「三角形の合同条件」約4.6点、「四則の順序」約4.3点、「同類項」約4.2点、「指数法則」約4.0点、「座標の代入」約3.8点。

注目は「文章題の立式」です。出題頻度は4位(21/24)ですが、配点合計は139点で全型の中で1位。1回出るときの配点が大きく、期待値ベースでは最重要の型になります。同様に「三角形の合同条件」(16/24・111点)と「座標の代入」(13/24・91点)も、頻度は中位ながら1問あたりの配点が重い型です。証明問題・関数の大問がこのあたりに対応します。

勉強の優先順位のヒント:計算が固まっている人が次に取り組むべきは、頻度順の5位以下ではなく「文章題の立式」「三角形の合同条件」「座標の代入」の重量級3型。ここが、偏差値55前後から一段上がるための主戦場です。

読み方③:TOP15で全配点の約48%

TOP15の配点合計を足すと1,162点。24試験の数学の総配点2,400点に対して約48%にあたります。つまり、この15の型だけで試験のほぼ半分の配点を説明できるということです。残りの約52%はより多様な型に分散しています。全範囲をまんべんなく勉強する前に、まずこの15型で「半分」を確実に取りにいく——時間のない受験生ほど、この順序が効きます。

よくある質問

北辰テストの数学で一番よく出る型は?

出題頻度では「四則の順序」「同類項」「指数法則」の3つが24試験すべてに出題されています。配点合計では「文章題の立式」が139点で最大です。

何から勉強すればいい?

計算に不安があるなら皆勤賞の3型から。計算が固まっているなら、1試験あたりの期待配点が大きい「文章題の立式」「三角形の合同条件」「座標の代入」が優先候補です。

このデータはどうやって集計した?

北辰ゼミが過去24試験の数学の全設問を1問ずつ分析し、解くのに必要な中心スキルを「型」として正規化・集計した独自データです。北辰図書株式会社の公式発表ではありません。

本記事のデータは北辰ゼミによる独自の分析・集計であり、将来の出題を保証するものではありません。「北辰テスト」は北辰図書株式会社の商標です。当サイトは北辰図書株式会社とは関係のない非公式の学習支援サイトであり、日程等の最新情報は必ず公式発表をご確認ください。